昨日、久し振りにDRZで高知方面へ行ってみようと思い早朝5時に出発しました。
高知西部の代表的な林道、鈴ヶ森と中津川を走る事にします。
R194から山中を通って高知へ入ろうと思ったのですが雨が降り出し、一旦太平洋に出る事にしました。
7時須崎に到着、ここで軽く朝食
中土佐町からK41に入り大野見町の沈下橋を渡ると鈴ヶ森林道入り口です。
今まで何度か走ってるのですがいつも途中で工事通行止め、今回始めて全線走りました。R439の東津野町まで繋がってるのでここを抜けれるかどうかで予定ルートが大きく変わってしまいます。
フラットで走りやすい林道です。結構奥の方まで民家があるのでよく整備されてます。
ところどころにこのような集落跡の石積みのようなものが見られるのですが昔は林業が盛んだったのでしょうね。
上っていくと少々ガレてるところもありますがよく締まった路面で走りやすいのです
峠の最高地点です。
ここからひたすら下るとR439に出ます。オフロード区間、約12キロの走り応えのある林道でした。
四万十川支流の梼原川沿いに走るこの辺りのR439は気持ち良くて好きなコースです。
対岸には古い石積みの道路が延々と続いており以前から気になっていたので行ってみました。
軽自動車も離合できないほどの道路で集落もあります。ギリギリ通れるトンネルがあるので抜けてみると看板がありました。
この道路はトロッコ列車で木材を運搬する為の森林鉄道跡地で現在は町道として使われているそうです。
そう言えば四国の山中には時々不思議な形をした古い鉄橋や橋、道路がたくさんあります。今まで走るほうに夢中であまり気に留めなかったのですがどれもこのような昔の産業遺跡なのかもしれませんね。
R439を大正町まで南下します。四万十川と梼原川が合流する大正町が本当に良いところでゆっくりしたいところなのですが日帰りなので先へ進みます。大奈良小学校のところを左折し中津川沿いに走ると森ヶ内というところから林道が始まります。
こちらも鈴ヶ森とよく似た走りやすい林道です。
峠の頂上です
くだりは一部崩壊の跡などありかなり路面が悪く慎重に下りました。オフロード区間は約10キロでした。
林道を下ると大きなキャンプ場に出てきます、ここで軽く昼食
この辺りから雨が降ったり止んだりです、虹が出てました。
ここからK19の細いクネクネ道を四万十川に沿ってひたすら北上します。
多分一番上流の小さな沈下橋
ここからが大変でした。
薄暗くなるし雨は本降りになるし、カッパを着てひたすら走り到着したのは19時半です。
今回のツーリングは気温3-8度、後半は雨とかなりきつい状況で走ったのですが2つの新兵器が威力を発揮!
ひとつは先日購入したGMAXというヘルメット、ゴーグルを使用したままフルシールドに出来る優れもので実際に使ってみた感じでは被った感じはアライよりも少し緩め、ゴーグルはずっと付けたままでした。
気温、天候、スピードによりシールドを開けたり閉めたりしながら快適に走れたので長距離のときは使えそうです。
もうひとつはこれも先日購入したKLANの電熱インナーなのですがコネクターはテネレとDRZの両方に装着したので今回初めて使用しました。
長年バイクに乗って電熱系のものは初めて使ったのですがこれは良いですね!特に早朝と夜は有り難かったです。今までこういうものに頼らず頑張って走ってたのですが歳なんでこれからはお世話になろうと思います。
今回の走行距離は550キロ、燃費は25-27キロくらい。
下道のみ、オフロード込み、気温平均5度?、帰りはずっと雨、帰りはかなりきつかったです。
DRZでの日帰りツーリングは大体600キロくらいが限界だと思いました。