今治市は四国の中で瀬戸内海に向かって出っ張った位置にあるのですがその中でも一番先の方が波方町で昔の水軍にまつわる名所が多い場所なのですが何箇所か行ってみました。
今日は預かりもののWR250Xで出掛けます!
最初に訪れたのは宮崎の端っこ、七五三ヶ浦(しめがうら)というところ、車で来るのはちょっと難しい箱庭のような海岸です。岩磯の中には水軍の船を撃いた船継ぎ石の跡があります。浜を見下ろす高台にはこの風景に感動した森繁久弥の詩碑が建てられているほどの景観で、海水浴、キャンプ、磯釣りなども楽しめます。
また、ここは縄文時代の遺跡があり土器石器、住居跡なども発掘されております。
そこからちょっと行った所が梶取鼻、
その昔来島水軍の見張り台があったところで、ここから合図や連絡のために「のろし」を上げていたそうです。
現在は灯台がありますよ~
宮崎のワインディングを3往復くらい楽しみ、今度は一番北の端の大角鼻に向かいます。
この辺り一帯に来島水軍の小規模な海賊城や見張り台があちこちにあったそうです。
海岸の岩場には無数の橋跡の柱穴(ビット)が見られます。
続いて、伊予水軍の番所跡です。桟橋跡のビットも残っているそうです。
大三島、大崎上島、下島が見えますね
東側の方はしまなみ海道です
この辺り、場所が辺鄙なところで今治市民でも知らない方が多いように思います、案外身近なところにも美しい自然の風景があちこちで見られますね。