先週末から仕事で新疆ウィグル自治区へ行ってきました。
場所で言うとこの辺り
ウィグル族、漢族、カザフ族、キルギス族、モンゴル族等色んな民族が入り混じってます。
165万㎢という広さは中国の省、自治区としては最大で中国国土の1/6を占め、日本の4.5倍となります。
人口1900万人で2/3は漢民族以外の民族です。
というあまり日本には縁のない国なのですが仕事でどうしても行かねばならず、現地2泊というスケジュールで行ってきました。
日本からの直行便はないのでまず一旦青島に飛びます。
翌日早朝の便で途中一ヶ所経由して6時間掛けて午後到着、途中見えた雪を被った山脈はとても奇麗でした。
本来青島と2時間の時差があるのですが北京時間が採用されるので生活習慣は2時間程度ずれてきます、仕事は朝10時くらいから初めて夜の8時くらいに終わる感じ、
昼ご飯はウィグル料理を頂きます。
羊の肉がとても美味しい!
その後、ウィグル人地区へ観光
モスクが立ち並んでます、完全に観光地化されてました。
色んな民族が混ざった感じのウィグル人はアジア人というよりも西洋人の方が近い感じです、美男美女が多いですよ。
翌日は終日仕事
3日目、青島に戻りますが午前時間があるので新疆歴史博物館に行ってきました。
入場無料ですがとても貴重な品々が展示されています。
中でも特に印象的だったのが2階に展示されている沢山のミイラ
その中でも有名なのがローラン美女と呼ばれる女性のミイラです、
3800年前のミイラで推定年齢は40歳の女性
とても奇麗な形で残ってます。
他のミイラもとても奇麗な状態で残されており、乾燥した空気はエジプトよりも条件が良いようです。
すべての仕事を終え、午後の便でまた青島に戻りました。
青島に戻ってからは韓国焼肉、中国の出張になると毎日食べてばかりです。
中国ではウィグル人は政治的弾圧が行われており、かなり厳しい扱いを受けているようです。
同じ中国人のはずなのですが日本では考えられないような事を沢山見てしまいました。
やはり日本はとても住みやすい国だと改めて感じました。