自分は今、大阪事務所にいるのですが昨日は昼間ちょっと時間があったので本町から道頓堀を経由し、プリンセストヨトミの舞台のからぼり商店街を通って住友銅吹所跡へ歩いて行って来ました。合計約15キロの距離です。
江戸時代、日本は世界有数の銅産国で、なかでも大阪は銅精錬業の中心地であり、全国から粗銅が集まり、精錬されていました。
有名なのは愛媛新居浜の別子銅山ですね。
輸出用の銅の生産は大阪でしか行えず、心斎橋の東方面、現在の島之内1丁目にある住友長堀銅吹所は、住友家(泉屋)が1636(寛永13)年に開設した日本最大の銅精錬所で、日本の生産量の約1/3を精錬していたそうです。
これこそが今の住友財閥の源流となります。
これこそが今の住友財閥の源流となります。
銅吹所には住友家の店舗や住宅が隣接しており面積は約1000m2だそうです。
銅吹所は明治9年に閉鎖されるが、住宅は大正4年までは住友家本邸として、昭和20年までは別邸として存在した。 この建物は唯一残った日本最古のビリヤード場だそうです。
別子銅山の産業遺跡めぐりが好きで以前から何度も訪問してるのですがあんな山奥からここまで運んで粗銅を精錬し海外各地に輸出して日本経済の基礎を築いたなんて凄いな~と思いました。
ビジネスシューズでの歩行だったので足がマメだらけです[m:78]
次回は真田幸村ゆかりの地へ行ってみようと思います。