3月14日、日曜日今日はバイクに乗ろうかなと思ったのですが今日も朝からの雨模様、バイクには乗れないけど軽トラなら雨も関係ないのです。
以前から気になっていた愛媛県大洲市河辺町の屋根付きの橋を見学してきました。雨露をしのぐことができる屋根付き橋は日本ではとても珍しい橋です。なぜ屋根が必要なのかずっと疑問だったのです。
小田町からいくつも峠を越えていくと川辺町に到着します。
肱川の支流の川辺川沿いに県道55号線が走っていますが道路沿いに橋が見えてきました。
最初の橋は「御幸の橋」、杉やケヤキの木で釘を使わず造られています。
川の向こうの聖域的な天神さんと世俗的な場所を結ぶこの橋は地元の人々の信仰心を表す民族的に貴重な橋でもあります。
河辺村は坂本龍馬脱藩の道としても有名であちこちにこのような看板があります。
次々と屋根付きの橋が現れます。 「帯江橋」
「三嶋橋」
「ふれあい橋」
この橋は河辺ふるさと公園のシンボル施設として 架設されたもので側には坂本龍馬の銅像もあります。
「龍王橋」
「秋滝橋」
「飛石橋」
どこに橋があるんだろうと思ったら並べた石が橋だそうです。どう見ても普通の堰にしか見えないですが・・・
この集落の橋に屋根があ理由はなんとなくわかりました。川沿いに作られた細長い集落は川向こうに田畑や神社があり毎日そこに通う通路として重要なものです。
住民同士のコミュニケーションの場、休憩所、農産物の仮置き場 などに利用されていたものですね。
以前ここを通ったときは紅葉の時期でとても綺麗でした、その時は時間がなく通り過ぎたのですが桜の時期や紅葉の時期にはもう一度訪れてみたいところです。