2017年7月１4-18日までの４日間開催されたSSERさん主催の北海道４デイズラリーに参加してきました。
四国愛媛県からだととても遠く費用も掛かる北海道のラリー、かなり迷ったのですが行ける時に行っとこう！という思いで思い切っての参加です。
7月12日水曜日の夜の便に間に合うよう夕方軽トラにKTM690エンデューロRを積み込んで出発、11時30分の小樽行のフェリーに乗り込みます。 他の選手やSSERのスタッフの方達も沢山乗られていたので船内ではあまり退屈することもなく13日の20時30分に予定通り小樽に到着、芦別の開催場所に向かいます。
夜１2時頃到着、すでにたくさんの方達が来られてます、駐車場は芝生なのてテントを張り快適な夜を過ごす事が出来ました。
翌朝、車検が始まりました、受付、車輛検査、装備品検査など早々に済ませパルクフェルメに車輛を入れてしまいます。
今回は参加台数７６台ととても多いように思います。
中でもBMW1200GSなどビッグオフが多く中にはKTM450ラリーという凄いマシンもエントリーされてました。
昼食を食べて開会式、ブリーフィングを終え午後から30秒置きのスタート、自分はゼッケン７番なので最初の方となります。
DAY1は芦別～日高に掛けての約153キロ、ダート区間32.8キロ。 これが北海道？という位の猛暑の中を走りSS１へと向かいます。あまり四国と変わらないアップダウンのある狭い林道を走り初日の順位は21位とまあまあでした。
初日の走行を終えビバーク地に向かいます、今回はすべてがキャンプでロッジ等での宿泊はありませんでした。
夜の楽しいバーベキュー、時間はあっという間に過ぎ明日の走行に備えて早めの就寝。
DAY2は日高～十勝～弟子屈に向かう470キロのルート、ダート区間は93.7キロです。
この日も結構暑くて、飲料水は多めに持って走りました。
スタートしてすぐにSS２、ちょっとミスりました。大雪山に入って行きいくつもの峠を越えて太平洋に出ました。
とっても綺麗な眺めでしばしバイクを止めて休憩
夕方のSS３はモトクロスコース、フカフカの路面に手古摺りましたが何とか無転倒でクリア、その後ビバークに向かいます。
この日キャンプ、夕食食べてお風呂にも入って楽しい時間を過ごしました。
DAY3、弟子屈～知床～大雪に向かう515キロ、ダート区間60.5キロのルートです。
朝のSS4を終え海沿いの長いルートを走ります、
知床半島をグルッと回る景色の良いルートを楽しみました。
CPまでに余裕があるので道の駅で海鮮丼を頂きます。
この日のSS5は下りのハイスピードのコース、結構好きなレイアウトで順位も悪くなさそうです。
午後からは大雨で林道が川状態、かなり大変な目に遭いながらビバークに到着です。
DAY4、最終日です。大雪～十勝岳唐～芦別に向かう170.8キロ、ダート区間35.6キロのコースです。
朝一番で最後のSS６を走りました。昨日のSS5と同じコースです、少しタイムを上げましたがそれは皆さん同じですね、この日は高速のダートが多くやっと北海道らしいハイスピード林道を楽しみました。
午後、芦別の会場に到着、４日間のラリーを終えました。
閉会式、表彰式を終え自分は７６台中２５位で完走出来ました。
北海道は昨年8月に大規模な水害に見舞われ、災害の爪痕は各所で見られました。このような状況の中、主催者の方々はコース作りには大変ご苦労されたと思います。
それでも例年より少しダート区間が減ったそうですがとても素敵な北海道を楽しむ事が出来ました。
また来年も是非参加してみたいと思います。