先日の林道ツーリングで寒風山から大森川林道に移動する途中の寄り道写真です。
はるか昔、源平合戦の屋島の合戦の頃、安徳天皇が潜伏されたと言われる高知県本川村の稲叢山（いなむらやま）の東南麓に位置する本川村戸村地内というところです。
最初は平家平に隠れてたのですがあまりの寒さに稲叢山に移動してきたそうです。どちらも人間が住めるような場所ではないと思うのですが・・・ ![イメージ 1]()
遠くに平家平や冠山が綺麗に見えますが写真は先週土曜日で雪雲の中に隠れてますね
昔はここに内番所があり高知方面に通ずる街道筋だったのですが、原生林の中を通り、木の根が大きく張り出し岩場や崖の丸太橋など難所が多く「木の根三里」という名が残されたそうです。
現在はダム建設により山道は殆ど湖底にあるが、時々水位が減ったときに当時の姿を現します。
ここに大きな鉄製のつり橋があるのでちょっと寄り道してみました。
幅は１ｍくらいでしょうか、鉄製とは言え歩くとユサユサと良く揺れます！
一気に渡りきって・・・
戻るときも結構怖かった～！
自分が愛媛に来た30年以上前に高知から愛媛までこの国道194号線を走った記憶では殆どが車の離合も出来ない未舗装路でした。 大森川林道付近を通って寒風山を越える凄い道でした記憶があります。
今の剣山スーパー林道をそのまま国道と呼んでるようなもんです。
勝手なもので当時は早く寒風山トンネルが出来て綺麗な舗装路になれば良いな～とか思ってたのですが今はこれが全線未舗装路だとどんなに楽しんだろう・・・などと妄想しながら走りました。