連休最終日の本日は高知県越智町の横倉山に登って来ました。 横倉山は源平合戦屋島の戦いで敗れた平家一門が天皇の身代わりを立てた本体を下関壇ノ浦に向かわせ、ひそかに四国に上陸し一年数ヶ月後の潜幸の後ここにたどり着き、安徳天皇が23歳に崩御しこの地に奉葬されたそうです。
一方で800年以上の昔から土佐国唯一の修験道の霊場として栄え随所に遺構が残り当時の剣などの遺物が出土しています。
駐車場から登山道に入る入り口です。
杉原神社の古い表参道
平家の宮、安徳天皇護衛の従臣八十数人が奉られてます
従臣八十数人の名前だそうです。
登山道にはこのような巨木があちこちにあり歴史を感じさせます
しばらく登ると安徳帝行在所跡にたどり着きました。木々が生い茂る山中にここだけが平地なのですがここに建物があったのでしょうか
さらに登ると安徳帝を奉っている横倉宮に到着します、その場にいると判らないのですが切り立った崖の上にあります。
少し休憩して進みます、安徳天皇陵が見えてきました。
山深い山中に突如として現れる立派な天皇陵です
住吉神社付近からの展望です
空池(からいけ)と呼ばれるところ
越知町を見下ろします 越知の名前の由来はもともと「落ちる」から、市内を流れる仁淀川は安徳天皇が京都をしのんでつ名付けられたそうです。
登山道を下りる途中にある夫婦杉です
仁淀川町方面です。
正月から結構食べたので結構な運動になりました、冬場のハイキングも中々楽しいですね