昨日に続き本日も平家伝説探訪の旅へ!
今回は徳島県祖谷地方です。平家伝説では四国でも一番有名なところで自分もイヤというほど来てるのですが車で行くのは久しぶりです!
なぜ車ばかり乗ってるかと言うと先日凍結路で立ちコケした時にちょっと足を痛めて3月末までバイクに乗るな!と医者に言われてるからです。
R194で高知県に抜ける途中、寒風山と笹ヶ峰が良く見える大座礼林道に寄ってみました。
昨日の雨で塵が落ちたみたいで視界くっきりでした!
早明浦ダム湖沿いに県道を走りR32から西祖谷に入ります。
最初に向かったのは西岡家住宅、安徳帝の主治医を勤められていたそうです。
西祖谷からR439に入り京上というところの脇道からどんどん山を登っていくと旧喜多家住宅に到着
隣には鉾(ほこ)神社があります。平家再興を祈願して安徳天皇が所持していた鉾を納めた神社、大きな杉の木は平国盛によって植えられました。
R439にはこのような名のバス亭が! ここに御所があったらしいですが秋の台風で流されてしまったそうです。
R439をしばらく走ると落合集落です、屋島の合戦で破れた平家が開いた集落と言われてます、まさに天界の集落といった雰囲気です。
落合の西隣の栗枝渡(くりしだ)集落の一番高いところ
ここに栗枝渡(くりしど)八幡神社があります、天皇の森の御所が流された後、こちらに御所を移しました。しかし突然天皇が崩御され、安徳天皇を葬り御陵ということを隠すため造られた神社、神社なのに鳥居がないのはその為だそうです。建物右側に火葬場がありここだけ雪が積もらないそうです、神社奥の森は御陵なので地元の方達も立ち入れない聖域だそうです。
東祖谷の案山子達、改めて見ると数が多くてちょっと怖い感じです。
最後に寄ったのは東祖谷歴史民族資料館
沢山の平家に纏わる資料が展示されてました。
本物の赤旗は近くの平国盛直径の子孫と言われる阿佐家にあるそうです。
四国には平家落人や安徳天皇伝説が多すぎてどれが本当の御陵なのかわからなくなりますがこの祖谷地方の平家伝説はかなり信憑性が高くもしかしたら壇ノ浦で亡くなった安徳帝は影武者でこちらが本物なのか?などと思ってしまいました。